GO!GO! 千葉ジェッツ
マスク・ド・オッチーがコーヒーの魅力に目覚めた日。
《出会い編》 マスク・ド・オッチーのコーヒー修業~PHILOCOFFEA×CHIBAJETS FUNABASHI~
2020/11/02
千葉県初のプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の情報をお届けする千葉ジェッツ公式応援サイトです。どのメディアよりも熱く深い愛情を持って取材記事を更新していきます。
マスク・ド・オッチーが10個めのチャレンジを思案中! そしてひらめいた!
千葉ジェッツの初年度から非公認キャラクターとして活動を続けてきたマスク・ド・オッチーが、10周年を迎えてついに、「地域振興キャラクター(仮)」に就任しました。
ブースターさんを笑顔にするために歩んできた10年。
そして地域愛着を胸に活動するこれからの日々。
「マスク・ド・チャレンジ」と題して、10のチャレンジに成功すれば、「(仮)」が外れます。
それなのに、チャレンジの内容がまだ9個しか決まっていない。
10個めのチャレンジは何にしよう?と悩んでいるというではないですか。
そんなマスク・ド・オッチーから、「会いたいデスYO!」と連絡が来たので、駆けつけました!
「幼稚園や保育園に訪問、学校に訪問、ミニバスチームに訪問、Twitterにポジティブ投稿……ぁぁ、10個めは何にしようかなぁ……自分で考えるように社長に言われて困ってるデスYO……何何にしようかなぁ~~~△※○×$%」
ブツブツ言いながら、船橋の街を歩くマスク・ド・オッチーを発見!
これは重症。
かなり思い悩んでいる様子です。
オッチー大丈夫?
「じぇじぇじぇ、5000フォロワーもまだ遠い。それより今はじゅじゅじゅ10個めの………。何にしようかなぁ~」
おもむろに手にしたコーヒーを飲むオッチー。
「じぇじぇ、これだ!!!!!!!
そうだ! 美味しいコーヒーをブースターさんに届けたら、きっと喜んでもらえマスYO! みんなのスマイルにGO JETS!」
「あそこにコーヒー焙煎所が! よーし、早速、コーヒーの淹れ方を教えてもらいまジェッツ!」
「そうと決まったら、じぇじぇじぇ、じぇじぇ、じぇじぇじぇ……」
え、ちょっと待って。
PHILOCOFFEAって、シャポー船橋にあるラダーコーヒーをプロデュースした、あの方のお店。
オッチー分かってる???
「じぇじぇじぇ。お邪魔しマスYO! コーヒーの淹れ方教えてくださいまジェッツ!」
あの粕谷哲さんが店内にいらっしゃるではないですか!
なんて恐れ多いことを。
怖いもの知らずのマスク・ド・オッチーを追いかけて、恐る恐る店内に入ってみました。
「あ、あなたは!? World Brewers Cup 2016年度チャンピオンの、粕谷哲さんじゃあ~りませんか!?」
バリスタ世界チャンピオンの粕谷哲さんとの出会い。そしてついに。
PHILOCOFFEA 粕谷哲さん
「よ、ようこそ」
出迎えてくださったのは、
粕谷哲さん。
この方、すごい人なんです。
アジア人として初めて、
バリスタ世界チャンピオン(World Brewers Cup 2016年度優勝)となり、後輩育成やコーヒーの普及にも力を注いています。
2017年に船橋市に株式会社Philocoffeaを設立。ドトールコーヒー船橋駅南口店のオーナー梶真佐巳さんと、自家焙煎スペシャルティコーヒー専門店
RUDDER COFFEE(ラダーコーヒー)をプロデュース。
最近では、ファミリーマートのカウンターコーヒーの開発に携わり、またふなばしセレクション認証のディップスタイルコーヒーが『JR東日本おみやげグランプリ2020』の飲料部門で金賞を受賞するなど、話題のバリスタです!.
このような有名な方に、コーヒーの淹れ方を教えてもらおうなんて、無謀としか思えないのですが大丈夫でしょうか。
まずは粕谷さんが、ハンドドリップで「012ラダーブレンドミディアム」を淹れてくださることに。
さきほどまで穏やかな笑顔だったのに、ドリップを始めると空気が一変します。
世界一になったバリスタのオーラがすごい…思わず、マスク・ド・オッチーのクネクネも止まるほどです。
「コーヒーを淹れるのは簡単ですよ。特に僕のやり方は簡単で、決まった湯量をタイマーとスケールを見ながら注ぐだけです」と粕谷さん。
「えっそれだけでイイんですか? ちょっと希望が見えてきましたYO」
一瞬にして、艶やかなコーヒーの香りに包まれる店内。
「どうぞ、召し上がってみてください」と、粕谷さん自ら注いでくださいました。
「いただきまジェッツ!」
オッチー、よく味わってくださいね。
って、なんていう飲み方してるんですか…!?
※大人の事情で(?)少し不思議な飲み方になっている様子
マスク・ド・オッチー 「うんまっ!!! ブラックコーヒー! ブラックコーヒーがとってもまろやか!!!」
どうやら衝撃の美味しさだったようです。
そりゃそうでしょう、世界一のバリスタに淹れていただいたのですから!
粕谷さん 「フルーティーな甘さを感じませんか?」
マスク・ド・オッチー 「言われてみれば、確かに!」
粕谷さん 「浅めに焙煎しているので、コーヒー本来の甘さが残っています。それが一番の特徴であるコーヒーです。そういう表現方法も、修業の一つです」
マスク・ド・オッチー 「はぁ~~~~、勉強になりますYO!」
粕谷さん 「美味しい淹れ方は5回練習すればできます。でも知識も含めた総合的なことは1年くらい勉強しないと身につきません。バリスタにとって一番重要なのは、どうやってお客様にSpecial Coffee Experience(特別なコーヒー体験)をしていただくか。そういう意味では心配りや清潔感も覚えましょう。実は僕は接客というものが得意ではないので、その分、美味しいコーヒーを淹れることを徹底的に追求して極めてきました」
千葉ジェッツは、ホームゲーム会場で非日常を体験できるチーム。お客様に極上のひとときを提供するという意味では、共通点が多いように思います。実際、マスク・ド・オッチーも心配りはいままでも取り組んできたことであり、手ごたえを感じているようです。
マスク・ド・オッチー 「ブースターのみなさんに美味しいコーヒーをお届けするべく、粕谷師匠のもとでコーヒー修業を頑張っていきますYO!!」
粕谷さん 「コーヒーは、実はカラフルな飲み物なんです。いろいろな味わいがあるということです。そして目指す美味しさによって、豆のひき方・湯量・注ぎ方と、アプローチが違います。僕は余韻が長く残るコーヒーを目指しました」
マスク・ド・オッチー 「むずかしそうだけど、心地よいプレッシャーを感じますYO!」
粕谷さん 「コーヒーに限らず、こうやって違う業種でもつながって、船橋を盛り上げ、船橋を豊かにできるのは、僕も嬉しいです」
マスク・ド・オッチー 「よろしくお願いしまジェッツ!!」
さあ、これからどんな修業が待っているのか、果たしてマスク・ド・オッチーは美味しいコーヒーをブースターさんに届けられるのか、数回に分けて追いかけていきますのでお楽しみに!!
※この模様は、千葉ジェッツ公式応援番組『ジェッツだゼ』(J:COM)でも放映中です。
ここでPHILOCOFFEAのコーヒーを味わうことができます!
粕谷さんが素敵すぎて、コーヒーの香りに魅了されて、取材の帰りにラダーコーヒーで「012」を堪能したことは言うまでもありません!
粕谷さんがコーヒーに目覚めたのは2012年のこと。IT企業に勤めていたときに糖尿病を患い、コーヒーなら飲めるということで、コーヒーの抽出を始めたのだそうです。初めて淹れたときは「まずかった」から、逆にそこからハマッていったのだとか。バリスタになり、豆の生産者の想いを伝えるには有名にならなければいけないとチャレンジを続けてきました。
石巻の震災ボランティアで出会ったのが、ドトールコーヒー船橋駅南口店のオーナー梶真佐巳さん。二人がプロデュースするラダーコーヒーは、船橋駅直結です。美味しいコーヒー体験を!
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