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特集!まちを楽しむ

目白「新骨董通り」を歩く

2008/08/21

見えない部分の多さから、難しいと思われる骨董の世界。
しかし、目白新骨董通りの各店は、 専門的ながらとてもアットホームだ。
新しい驚きと感動を求めて、さぁ、目白に行こう!

古美術 丸愛

人を惹きつけ、魅了する骨董品 その不思議な引力を感じてほしい

目白に店を移してきてから17年。「知性、文化、歴史、ファッション、美意識、様々な要素が存在する目白は、骨董屋にはピッタリの街」と語るのは、趣味で骨董の世界を追求するうちに、古美術商になっていたという店主の沼野国典さん。 骨董の世界をもっと多くの人に知ってもらいたいと今年2月には骨董初心者のためのガイドブックも出版した。
もちろん同店は初心者の方も大歓迎。
この本を読破してから、お店を訪れれば新しい世界が開けるだろう。
所在地:新宿区下落合3-18-10
電 話:03-3565-2871
営業時間:10:30~18:30
定休日:日曜・祝日
「骨董の手ほどき」
沼野国典監修 
青春出版刊・新書版
667円+税

ギャラリー鈴木

欧米で高い人気を誇っている中南米古代美術を、日本で唯一専門に扱っているのがここ

南米の古代美術を専門に扱っている店は、国内でもここだけ。ご自身の中南米生活が、 この店のオープンにつながったという店主の鈴木さんによると「中南米古代美術は欧米では高い人気ですが、日本ではまだ。 その分、今が買い時かもしれませんね」とのこと。
店内には紀元前6世紀(今から約2800年前)の品物もあり、さながら古代美術館に迷い込んだようだ。
所在地:豊島区目白3-6-2
電 話:03-3952-3038
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜
ホームページ:http://gallery.to/suzuki

人形骨董たけひ

江戸中期の日本人形から外国人形まで揃う人形専門の骨董店

国内でも数少ない人形専門の骨董店。
雛や抱き人形、市松人形といった日本人形からビスクドールやレンチ、キャラクターなどの外国人形まで幅広く扱っている。
一番古い人形は江戸中期のもの。新しいものは昭和30年代の人形で、年代もバラエティー豊か。 国内はもとより、海外からの買い物客も多いとか。
8月3~4日に東京ビックサイトで行われる「骨董ジャンボリー」に同店も出店。
所在地:新宿区下落合3-1-17 メゾン目白101
電 話;03-5996-4105
営業時間;12:00~19:00
定休日;日・祝日(夏期・冬期休業あり)

gallery 桑納

絵画から弥生時代の土器まで、店主が30年間集め続けた数々の骨董品

昨年10月にオープンした店内には、店主の河野さんが30年の時間をかけて集めたコレクションが並ぶ。
分野を問わず、自分の感覚に合ったものを揃えてきたという品物は、絵画から古民具まで多彩だ。
訪れる人も骨董ファンから紙のコレクター、絵画ファンなど幅広い。
店内は明るく、ディスプレーもおしゃれ。 雑貨屋さんを訪れるような気持ちで骨董の世界を知ることができる。
所在地:新宿区下落合3-19-2 井関ビル2F
電 話;03-5996-4677
営業時間;11:00~19:00
定休日;日・月・祭日

刀剣・小道具・甲冑武具 飯田高遠堂

明治維新の後に創業して百余年、「信用第一」をモットーに日本の心を伝える店

信州高遠藩の家臣であった初代店主飯田亘氏が明治維新後の明治13年に東京上野で創業。
以来、「信用第一」をモットーとし、名刀や小道具を扱ってきた。店内には常時50振り以上の
刀剣や、小道具・甲冑などを展示。刀剣類の販売だけでなく、鑑定評価や研ぎなども受け付けている。
三代目店主・飯田氏によって昭和24年に目白にて営業開始。現在では4代目の飯田慶久氏が店主を受け継いでいる。
所在地:新宿区下落合3-17-33
電 話:03-3951-3312
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜・土曜

Lunco(らんこ)

色彩や質感など、古布には生地そのものに確かな存在感がある。それが一番の魅力。

「布そのものに十分鑑賞できる存在感がある。それが古布の魅力です」と語るのは店主の永田欄子さん。
同店では江戸末から昭和初期までの絹・綿・麻等の古布全般と玩具を扱っている。
隣接のギャラリー「ひこぼし」では定期的に催事を開催。
7月5~7日までは、藍染の布や着物、帯などを展示販売する「藍展」を予定。


同店は古布と玩具の店「おりひめ」と、ギャラリー「ひこぼし」の2店が隣接。
ひこぼしでは季節に合わせた展示も開催される。

所在地:豊島区目白3-17-27
電 話:03-3954-3755
営業時間:12:00~19:00
定休日:無休
(夏期と冬期に休みあり)
ホームページ:http://www.lunco.net/

長谷雄堂

長き時間をかけ蓄積された骨董品の存在は、我々に、生きる力さえも与えてくれる

学生時代は考古学が好きで発掘などにもよく行ったという店主の長谷川さんは、骨董屋になる修行として古美術雑誌の出版社で働いたキャリアを持つ。
「気に入った骨董を所有する喜びは、厳しい社会と戦う気力を与えてくれるのかもしれません。
本物だけが持つ強いチカラが骨董にはありますね」 
所在地:新宿区下落合3-19-11
電 話:03-3953-6561
営業時間:11:00~19:00
定休日:日曜・月曜
ホームページ:http://www.fufufufu.com

古美術 日吉丸

金額だけでなく、自分のハートに響くものを、そして次の世代にそれを受け継いでいく気持ちを


誰でも気軽に訪れられる店を目指してます」と店主・中村さんが語る店内は、華やかな陶器がズラリと並び、見ているだけでも十分楽しめる。
「金額の高い低いではなく、自分自身が気に入るかどうかが本当の価値」「そしてモノを尊ぶ気持ちが大切」と、これから骨董の世界を知ろうという読者へアドバイスをくれた。


古伊万里、ガラス製品、家具などを扱う同店。
多くは20歳の頃から骨董品を集めてきたという店主・中村さんのコレクション。

所在地:新宿区下落合3-18-9 サンハウス1F
電 話:03-3565-2325
営業時間:13:00~19:00
定休日:日曜・月曜・木曜

東京古民具骨董館

骨董店がズラリ!デパート感覚で品物を見られる池袋の有名スポット

池袋駅東口から明治通りを目白方面に進んだところにあるのがこちら。 ビル1階のスペースに30店あまりの骨董店が集まっている。 各店がそれぞれ個性的な品揃えで、国内の骨董品はもちろん、中国・アジア・西洋など、幅広い品物を一個所で見られるのが特徴だ。
まさに骨董品のデパート。品物にはそれぞれ値札がついている。
所在地:豊島区南池袋3-9-5 サトミビル1F
電 話:03-3982-3433
営業時間:11:00~19:00
定休日:木曜日

鬼子母神骨董市

掘り出し物にめぐり合えるかも。 鬼子母神境内で開催される骨董市

今年10月に2年目を迎えるというこの骨董市は、毎月第4土曜日に定期的に開催されている。
品物を並べるのは、蔵出し業者5軒ほどを加えた20軒ほど。
「地元豊島区の人たちにぜひ来てもらいたいです」と語る主催者・土屋博さんは 「自分が大事にしたくなるものを見つけてみてください。きっとあります」とメッセージをくれた。
所在地:雑司が谷3-15-20(JR池袋東口駅より徒歩15分)
電 話:0475-55-8505(骨董企画東風夢事務局)
開催時間:日の出より日没まで(小雨決行)
開催日:毎月第4土曜日

この情報の出典 「まるごと池袋マガジン 池袋15'」