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Cute Movies

ニューヨークの恋人 ~KATE&LEOPOLD~

監督:ジェームズ・マンゴールド

舞台は125年前のNY。
ヒュー・ジャックマン演じるレオポルド公爵は発明好きな独身貴族です。
嫁を決める大事なパーティにも遅刻気味。結婚を急かす叔父に対してレオポルド公爵は本当に愛する女性と結婚したいといいますが、分かってもらえません。
なかば、やけくそ気味になりパーティ会場へ行くと、見た事もない服装の不審な男が。
その男を追いかけるうちにレオポルド公爵は現代のNYにタイムスリップしてしまいます。

その不審な男はメグ・ライアン演じるケイトの元彼だったのです。
彼はタイプスリップを研究しているうちにその時間の穴を見つけ、125年前のNYへ旅していたのでした。

ケイトはバリバリのキャリアウーマン。彼と別れたばかりで心は頑なになっています。
映画のようなロマンチックな恋愛なんてありえない!私は仕事に生きるわ。と会社のNY支店長を狙うべく仕事に精を出しています。
でも、やっぱり、ちょっと未練?があったりして、上の階に住んでいる元彼にちょっかいをだしちゃったりして・・・。
そんな時、元彼がエレベーターから落ちて(!)入院するはめに。
現代へタイムスリップしてしまったレオポルド公爵の世話をケイトが焼く事になるのです。
ケイトは最初、レオポルド公爵がタイムスリップしてきた事を知らないので、変な服装の妙に礼儀正しい彼に戸惑い気味。最初は喧嘩ばかりの2人でしたが、やがて・・・・。

というお決まりの内容なのですが、女の子ならこういうシチュエーション、好きなはず。
レオポルド公爵はかっこよくって渋くって優しくて礼儀正しい。
そして、ちょっとロマンチスト。なかなかいないですよ、こんな人は。
というかいるのならば、是非お目にかかりたいです。

また、125年前のNYとの生活の違いに戸惑ったり、でも気にせず行動するレオポルド公爵にはとても好感が持てます。
馬に乗っちゃったり、電話ではなく、手紙をしたためる。とかね。
後、途中でケイトに朝ご飯を作ってくれる場面があるのですが、本当に本当においしそうなのです!レシピが知りたい!というか私にも作って欲しい!
レオポルド公爵万歳。すき。かっこいい。べた誉めだ。

また、脇役もとてもいい味をだしています。
元彼やケイトの弟も笑わせてくれます。現代の男と125年前の男の比較もできたりして・・?

仕事頑張ってて、男がいなくったって大丈夫なんだろうなぁって周囲から思われててでも、本当は淋しがりやで不安だらけ。そんな自分をわかってほしいと思っているケイト。
一方、身分とか家柄じゃなくって、本当のありのままの姿を見せてくれる女性を求めているレオポルド公爵。
そんな2人のお話に時間というもう1つのスパイスを加えたロマンチックなんだけど、笑えて、最後は幸せな気分になれる映画です。

楽しい恋愛映画を見たい方、幸せな気分に浸りたい方にお勧めです。
ヒュー・ジャックマンお勧めです!かっこいいじょ。


text by...  piroron

2002/07/10