編集長、私に1000円ください。
1000円分のホットケーキでクリスマスツリーを作ろう! 2006/11/14
1
久々の出演だからってそんなに照れなくてもいいじゃないですか。そんなに大人気のコーナーじゃないんですから。隠れなくても大丈夫だって。
あっという間にもうこんな季節。
そろそろまたクリスマスツリーを作らなくてはいけない・・・
去年はうまい棒でツリー、じゃあ今年は?
今年はそうだなあ、ホットケーキなんてどうですか?ホットケーキ食べた~い。すぐ作りましょうよ。
みんな待ってて!1000円もらったらすぐ買いに行くからね!
そして買ってきたミックス。
売り出しだったため、予定より倍のホットケーキミックスが買えた。
へへっ、親分
こいつぁかなり高級なヤクですぜ・・・
ふふ、売り出しで手に入れるとはお前もやるじゃねーか。
悪巧みをするひげ山たち。
さあさあ、どいたどいた。
これからホットケーキを作るよ~
2
これがその緻密?な設計図。
「ツリーのてっぺんは、旗じゃなくて星ですよ、ふつう」
あっ・・・そうだよね。
即座に星を描く。
ホットケーキツリーを作るためには、緻密な設計図がなくてはならない。
その設計図をもとに、正確な作業が要求されるのだ。
これを「正確な目分量」で作っていく。
「そんな作業はきっと私にしかできない!」
えんぴつ手描きの設計図を見ながらひとり芝居に酔う。
タネづくり。この混ぜ方はプロ級だ!みてみて、このまわす速さ!
3
うまくできるかなぁ・・・
いや、できる、できないわけがない!
どうです!
この正確な目分量!
真中のやつが予定の2センチより大幅にでかく見えるのは気のせいです。そして、みんな同じ大きさなんじゃない?って思えるのも気のせい。
あ~、だんだんいいニオイがしてきた・・・
ほーら、いいニオイだよ。
どれどれひっくりかえして・・・
あっ!
一番てっぺんの大事なところが変な形にー!
ほーら、いいニオイだよ。
どれどれひっくりかえして・・・
あっ!
一番てっぺんの大事なところが変な形にー!
4
チャーハン用のヘラではうまくできませんので、ご注意ください。
ほーら、できてきた。
って、なんかすごくこげくさいですよ。
これは香ばしい香り、といいます。決してこげくさいのではない。
っていうかさあ、なんでチャーハン用のヘラなわけ?
すっごくひっくり返しにくいんだけどー。
ヘラさえちゃんとしてればこげたりしないのに。
まったくもう。
いや、こがしたのはヘラのせいじゃないと思う。
この左側のやつは、失敗ですか?
いいえ!成功してますっ、使うんですっ!
おさまりのいいように、楊枝で固定する。
5
さいばしだけでこれを混ぜるのは、けっこう至難のワザです。
あ、もうタネがなくなってきちゃったね。
私つくりまーす!
と、タネ担当O嬢登場。
あふれるほどにタネを作ります。
「自分もやります!」
負けずぎらいのアキバくん登場。
ちょっと焼けたからって得意げなアキバくん。
「これでも秋葉原ではホットケーキ名人と言われているんですよ」
いったい秋葉原のどこでうわさになっているのか。
6
あと2枚でおわり。
最後までがんばろう!
20枚目にもなると、ホットケーキづくりも飽きてくる・・・
ねえ、はやくたべたいよ・・・
しかし、ここが正念場。
大きくなればなるほど、ひっくり返すのに技術を要するのだ。それっ!
うりゃー!
気合とともにひっくり返す。
この大きさになってくるとけっこう重い。
そして最後の1枚。いい色だね~。
なんかこのへっこみ、つぶらな瞳のよう。
やん、見つめないで・・・
7
最大26センチ、色とりどりのホットケーキ。
これから積み重ねの作業に入る。
じゃーーーーん!
とうとう全部焼き上げました!
5枚目あたりからすでに設計図は見ないで作りました。
それは決して設計図が役立たずだったわけじゃなく、職人達がプロだからです。
どうよ、この21枚。
見事じゃない??
ほーら、できてきた。
ツリーというより「二十一重の塔」にも見えるような・・・
下から順に積み重ねられるツリー。
ちゃんと立つのかなあ?
けっこうこの作業は神経を使います。
しかし、今回はまだ事故は起こっていない・・・この調子で最後までいきたいぞ。
8
これは英語で「めりーくりすます」と書いてあるのです。
読めましたとも、もちろん。
キラキラーン☆
これはツリーのてっぺんにくっつける用の「星」☆
なんと編集長直筆です!
え、読めない??
そんなわけないじゃないですか!
あっ・・・ほ、ほんとだ。
よ、よめないっ
そして、見事に出来上がったホットケーキツリー!
立派じゃないですか~
職人たちの目にも光るものが・・・
出来上がりに全員感動。
ねえ、でもなんだかこれじゃさびしくない?
そして飾られたひげサンタ。
「ねえ、ほかに飾りないの・・・?」
すいません、ないんです。
あっ、なんか傾いてきたっ!
9
シロップの甘い香り。
ホットケーキにはやっぱりメープルシロップだよね。
仕上げはとろ~り、メープルシロップで!
いやーん、おいしそう~
うまい具合にとろりとシロップがたれてくる。
あっ、だんだん傾いてきてるっ!
早くたべようよ~
それでは皆さん、いっただっきま~~~す!
「うまーい」
「おいしい~」
「にが~い」
感想はいろいろあれど、腹ペコたちにはごちそうだったのでした。
こらっ!
一人一枚だよっ!
ガツガツするんじゃないの~
腹ペコたちに配給されてもまだ残ったホットケーキ。
さすがに21枚ともなると、かなりの食べでがありました。
事務所でもできるんだから、家でももちろん作れます。
みなさんもぜひ作ってみてくださいね!
※緻密な設計図が必要な方は、まいぷれ編集部まで。
コピーをさしあげます。(ほんとにほしい?)
うう、もうお腹いっぱい・・・
26センチを完食するのはかなり大変なのであった
編集長、私に1000円ください。 written by 編集部ナカムラ
編集長のポケットマネーから月々1000円をもらって、
それを有効に使うというこのコーナー。
はたして1000円はどこまでがんばれるのか!?
たかが千円、されど千円。 いやいや、「さすがは千円」でしょ。
編集長がいやだと言うまで続けたいと思います。
(ちなみに消費税は自己負担)